ピアノの習い事は「成果」ではなく「経験!」習う上で本当に大切なこととは!?
- 加代子 菊地
- 5 日前
- 読了時間: 4分
更新日:5 日前

こんにちは!きくピアノ教室です🎃🍂✨️
(ようやくようやく秋らしい気候に…)
最近読んだ本の内容から、日々のレッスンで感じていることをお伝えさせてください!
それは、「嫌いだけど、好きに変えることもできる」ということです🌸✨️
実際、親御さんに促されて何となく習い始める子もいます。レッスンに来ても、なかなか集中できない、という生徒さんもちらほらいます。
でも、そういった子どもたちをレッスンで見ていると、実は自信がなく注意されると怒られてると感じてしまう子が多いです😭
自信を育むことが、ピアノを「好き」に変える第一歩✨️
ピアノは、長く続けて上達しようとすると、どうしても自力で乗り越える力が必要になってきます。特に難しい曲に挑戦する時期になると、その傾向は顕著になります😟
しかし、その「自力で乗り越える」力を育てるには、まず「自分はできる」「ここにいていい」という自信と安心感が必要です☺️✨️
私自身、レッスンで自信がなさそうな子には、たくさん褒めて、認めることを大切にしています。
そうすると、少しずつでも頑張って次のレッスンまでに練習して来てくれるようになるのです😲
たとえピアノそのものが大好きではなくても、「レッスンに来ることは楽しかった!」という思い出だけでも残してほしいと心から願い、日々向き合っています🌸
大切なのは「親の願い」ではなく「子どもの意思」の尊重??
習い事のきっかけは、親御さんの勧め、友だちが習っている、兄弟がやっているなど、色々なものがあります。
ただ、ここで一つ間違えないでほしいのは、「親ができなかったこと」を子どもに押し付けてしまうことです😭(多分親になれば無意識に…)
お子さんは、親とは違う一人の人間です。
親の願いや期待ばかりが強すぎると、子どもは自分の意思が尊重されないと感じ、徐々に反抗したり、辛くなってしまったりします😔
🎹お子さんのピアノ学習で本当に大切なこと
お子さんのピアノ学習を長く、そして実りあるものにするために、親御さんにぜひ意識していただきたいことがあります。
1. 「ありのままのその子」を認め、受け止めてあげる
「もっと上手になってほしい」という親心は分かります。しかし、それ以上に大切なのは、ありのままのその子を認め、受け止めてあげることだと思います。
〜練習内容よりも「取り組んだ過程(プロセス)」を褒める〜
「10分でも座って練習したね」「この一曲、最後まで弾こうとしたね」と、結果ではなく頑張ろうとした姿勢を認めてあげてください。
〜「一緒にやろう」のスタンスで〜
練習を「やらなきゃダメ」なものにせず、「一緒にやろう」という楽しい雰囲気を作ってあげてください。
一緒に歌ったり、手拍子をしたりするだけでも、子どもは「楽しい時間」だと感じやすくなります☺️
〜完璧を求めすぎない〜
上手に弾けなくても笑って受け止め、「今の音、とてもきれいだったよ」など、小さな「できた」に共感してあげると、次のモチベーションにつながります。
2. 「嫌い」のサインを見逃さず、共感的に話を聞く
子どもが「ピアノに行きたくない」「やめたい」と言い出すのは、成長の証でもあります。大切なのは、頭ごなしに否定したり強制したりせず、まずなぜ嫌なのかを共感的に聞くことです。
嫌がる原因は、「練習が難しい・面倒くさい」「成果が出ない」「先生との相性」「友達関係」など、さまざまです。
「そうなんだ。それは嫌だね」「困るね」と、まずは子どもの気持ちをたっぷり受け止めてあげてください。
理由が一時的なものか、根本的な興味の喪失かを一緒に考える機会にしましょう。無理に続けさせることは、子どもの精神衛生上も大きなリスクになります🥲
3. 自立心と相談相手の橋渡しをする
幼少期は親のサポートが不可欠ですが、小学校高学年になると「一人でレッスンを受けたい」「練習を見てほしくない」といった自立心が芽生えてきます。
〜少しずつ見守る姿勢へ〜
多少上達ペースが落ちても、一人でやらせてみることで成長します。
思春期や反抗期など、親子のコミュニケーションが難しい時期は、長く子どもを見ているピアノの先生が良き相談相手になれることもあります。遠慮なくご相談ください!
ピアノの習い事は、「成果」ではなく「経験」です。
目標に向かう道すがらの経験こそが、お子さんの人生にとって大きな意味を持ちます。
お子さんの「やってみたい」という気持ちを大切にするためにご参考になれば幸いです!🎃✨️
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