- 加代子 菊地

- 10月30日
- 読了時間: 2分
こんにちは!きくピアノ教室です。
お子さまの成長には「最も伸びる時期」があります。特に音楽と関連が深い「聴覚」や「脳の発達」には、その時期が明確にあります。
聴覚の「臨界期」は4〜5歳
人の聴覚は、生まれて
から急速に発達し、4〜5歳頃に「臨界期(最も成長する時期)」を迎えると言われています。この時期は、耳から入ってくる音を脳が最も敏感に、そして感覚的に吸収する時期です。
この時期に様々な音に触れたり、音楽を聴いたりすることは、音の高低やリズムを識別する能力、つまり「音感」を育てるのに非常に効果的です。特に、絶対音感を身につけたい場合は、6歳頃までにトレーニングを始めるのが理想的だとされています。
指先の器用さは少し遅れて発達する!
一方、指先の細かい動きを司る「微細運動能力」は、聴覚よりも少し遅れて発達します。個人差はありますが、指を一本ずつ独立して動かせるようになるのは5歳頃からで、そこからさらに器用さが増していきます。
そのため、3歳頃はリトミックなどでリズム感や音感を育む「音あそび」が中心のレッスンが多く、4〜5歳頃になると、少しずつ指を動かす練習を取り入れた、より本格的なレッスンに移っていくのが一般的です。
最も大切なのは「子どもの興味」!!
もちろん、これらの年齢はあくまでも目安です。一番大切なのは、お子さん自身が「ピアノを弾いてみたい!」「習いたい!」と興味を持つことです。
4〜5歳: 集中力もついてきて、先生の指示も理解できるようになるため、鍵盤に触れる本格的なレッスンを始めるのに適しています。
小学校に入ってから: 指先がさらに器用になり、理解力もぐっと高まります✨️!
楽譜を自分で読む力もついてくるので、効率的に上達することができます。
ピアノは、何歳から始めても遅すぎるということはありません。
お子さんが「やりたい!」と興味を持ったときこそ、その子の成長にとって一番良いタイミングです!
お子様にピアノ教室に通わせようとお考えの方のご参考になれば大変嬉しいです✨️



